ワールドスーパージョッキーズシリーズが2015年今年から、ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)に名称変更され、開催時期も冬から夏に変更された。
今年は8月29日と30日に札幌競馬場で2レースずつ、計4レースに騎乗し、着順ごとにポイントが決まっており、獲得したポイントにより優勝者が決まるシステム。
海外から出場する騎手が誰になるのか不明だけれども、トップジョッキーが一堂に会し、競うわけだから、応援しているジョッキーが出場するとなると盛り上がること必定。
出場するジョッキーは、14名(外国騎手5名、地方競馬代表騎手2名、JRA代表騎手7名)。JRA代表騎手は基本的には東西リーディング上位騎手が出場することになり、武豊騎手は関西リーディング3位(7月12日現在)なのでこのまま行けば、WAJSに出場できるが、関西リーディングは1位の福永騎手を除き、熾烈な争いを繰り広げており、誰が選出されるかはまだわからない。
ということで、武豊騎手の出場すると個人的に、俄然盛り上がってくるので、少しWAJSのJRA代表騎手の選出基準を調べてみた。
WASJのJRA代表騎手の選出基準
- ダービージョッキー
- 前年のJRA賞騎手部門「MVJ」受賞者
の2名がまず選出される。今年はドゥラメンテに騎乗してダービーに勝ったM・デムーロ騎手と、前年の「MVJ」受賞者の戸崎騎手がまず当確。
そして、ダービージョッキーを除き東西同数選出するらしいので、戸崎騎手は美穂所属。ということで、関東2人、関西3人、今開催終了時(7月26日まで)の勝利数(地方交流レースを含めた、リーディング上位騎手)で選出されることになるらしい。
関東リーディングを見るとは48勝の蛯名騎手は恐らく当確、残り1枠を柴山騎手と田辺騎手・北村宏騎手で争うことになりそう。
熾烈な争いの関西リーディング
関西リーディング(7月12日時点・地方交流を含む) | ||
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福永祐一 | 76勝 |
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岩田康成 | 67勝 |
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武豊 | 60勝 |
浜中俊 | 57勝 | |
川田将雅 | 55勝 |
関西リーディングを見ると、福永騎手は当確で、60勝の岩田騎手、58勝の武豊騎手、56勝の浜中騎手、54勝の川田騎手で争うことになる。
岩田騎手、浜中騎手は騎乗数が多いので、浜中騎手に2勝しか差をつけてないことを考えると、WASJ出場が危ぶまれる。岩田騎手もつい先日までは、武豊よりも勝ち鞍が少なかったはずなのに、ここに来て一気に勝ち鞍を伸ばしたことを考えると、岩田騎手・浜中騎手に勝てる気がしない(笑)。
そして、川田騎手も勝率が高く、武豊を一気に抜き去る勢いで勝ち鞍を量産しているので、いずれ抜かれると思う(笑)。救いは残り4日なので、川田騎手とは6勝差ということ。
ここのところ毎週2勝・3勝とコンスタントに勝ち鞍を伸ばしているので、残り4日間、これまで通り勝てれば、26日までに川田騎手に抜かれる可能性は低いと思うので、武豊騎手が今まで通りの騎乗をし、岩田騎手の調子が落ちるか、浜中騎手が調子上がらなければ、WASJに選出されるので、今まで通り勝てればいいが、本人が「穴の武豊」と言っているように、騎乗馬が最近集まりにくいので、ここが勝負どころだと思うが、やはり、浜中騎手・川田騎手に抜かれそうな気がしてならない(笑)