スマートシャレード快勝でエアスピネルの朝日杯が楽しみな武豊騎乗結果(19日)と騎乗馬

ランニングゲイルについて「三冠取れる」と言っていた武豊。その三冠に向け今年の武豊の2歳馬のラインナップは豪華で、エアスピネルを筆頭にスマートオーディンラルク、ロイカバード、ドレッドノータス。そしてダート路線ではスマートシャレードラニ。そして屈腱炎になってしまったがポルトフォイユ

まるで武豊の全盛期を彷彿とさせる程のラインナップで「ジャニーズ事務所みたい」と武豊本人が語っていたほど。今日はその大将格のエアスピネルの朝日杯FS。エアスピネルで勝つことが出来れば武豊のJRA平地G1完全制覇の偉業を達成出来るのだが、まずはスマートシャレードが楽しみだった昨日の武豊の騎乗結果から。

武豊騎乗結果(19日)

      12月19日(土)阪神
 3R△ラブリーラッフル(2歳未勝利 芝1200)   8人16着
 4R▲ケンホファヴァルト(2歳未勝利 芝2000)  3人8着
 5R○ビバパーチェ(2歳新馬 芝1600)      1人7着
 6R△コマユ(2歳新馬 ダ1400)         3人6着
 7R▲ユイマール(3歳上500万下 ダ1200)    9人15着
 8R▲メイショウナゴミ(3歳上1000万下 芝1800) 9人9着
 9R◎スマートシャレード(樅の木賞 ダ1800)   1人1着
10R△セイカフォルテ(摩耶S ダ1800)      8人10着
11R△グァンチャーレ(リゲルS 芝1600)      3人2着
12R◎モズハツコイ(3歳上1000万下 芝1200)   2人2着

昨日の武豊の実質的なメインレースだった、スマートシャレード(牡2 ブライアンズタイム×スマートパルス 母父クロフネ)の縦の木賞。どのような競馬になるか楽しみにしていたところ、道中は中団で脚を貯め、徐々に徐々に進出していくと楽な手応えで先団に取りつき、鞭を入れずに快勝。武豊はレース後、

「完勝でした。強いですね。乗りやすく、一戦毎に良くなっています。将来が楽しみな1頭です」

とコメント、今年は所来が楽しみな馬が多すぎると思う(笑)。スマートシャレードは最後のブライアンズタイムの大物としてとても期待しているのだが、そのうちラニ(牡2 Tapit×ヘヴンリーロマンス 母父サンデーサイレンス)とレースが被りそうなのが悩みの種。

どちらにも騎乗してほしいが、ラニは今年ノースヒルズ最大の大物と言われていたし、スマートシャレードは大川オーナーの自家生産馬。角居調教師は

「まだトモの緩い感じが残っていますから、良化の余地があると思います。この後は一息入れます。しっかりすれば、芝でもと思います」(競馬実況web)

いずれスマートシャレードを芝で試す意向のようだが、芝でも強かった場合贅沢な悩みが増えると思う(笑)。

スマートシャレードの快勝でもうお腹一杯になってしまった感があるが、武豊とのコンビでシンザン記念を勝ったグァンチャーレのリゲルS。

栗東坂路で1番時計を出す程状態はいいけれど、相手が強いと思っていたので全く期待していなかった。けれど好スタートから珍しく先行すると、直線内を付き一瞬勝ったかと思ったが、外からダッシングブレイズに差され惜しい2着。レース後武豊は、

「ゲートを出ましたから、今日は好位で競馬をしました。全体的にはうまく行きましたが、勝った馬が強かったですね」(競馬実況web)

と言っているように勝ち馬が少し抜けていて惜しい競馬だったと思う。

そして昨日スマートシャレードと同じく期待していた最終のモズハツコイ。ここでも一瞬勝ったかと思いきやエイシンオルダスに差され惜しい2着。鞍上が弟の武幸四郎騎手。

何となく朝日杯のFSでもエアスピネルが抜け出したところ、幸四郎騎手騎乗のイモータルに差されそうな気がしてきたが(笑)、スマートシャレードは期待通りの走りをし、グァンチャーレもいい競馬だったと思うし、朝日杯FS制覇へ弾みが付く日だったと思う。

スポンサーリンク

武豊騎乗馬(20日)

     12月20(日)阪神
 1R▲アナフィエル(2歳未勝利【牝】 ダ1200)高橋康(栗)
 2R▲トニーブロンディ(2歳未勝利 ダ1800)小崎(栗)
 3R◎メイショウミラコロ(2歳未勝利 ダ1400)松永昌(栗)
 4R▲カラクプア(2歳未勝利 芝1800)松田国(栗)
 5R△ウインクルスーパー(2歳新馬 芝2000)高橋亮(栗)
 8R▲スズカルパン(3歳上1000万下 ダ1800)西橋(栗)
 9R△ホッコーアムール(元町S 芝1600)飯田祐(栗)
11R◎エアスピネル(朝日杯FS 芝1600)笹田(栗)
12R△チーフアセスメント(クリスマスキャロル賞 ダ1200)五十嵐(栗)

今日はエアスピネルメイショウミラコロに期待したいところまずはメイショウミラコロ。武豊は新馬戦で、

「大型馬で初戦はどうかと思っていました。だいぶ外を回らされましたが、いいスピードを見せてくれました」(競馬実況web)

と言っていたように、中々の物を持っていそうなので次走に注目していた馬。相手もそれ程なので、朝日杯のエアスピネルへ向けいいレースを期待して欲しいと思う。

そして今週どころか今年最大の武豊注目レースとなる朝日杯FSのエアスピネル(牡2 キングハメハメハ×エアメサイア 母父サンデーサイレンス)。デビュー戦でレース後武豊に、

「レースに行ってセンスがあります。ラストのフォームは素晴らしいです。かなり奥がありそうです」(競馬実況web)

と言わせ、前走デイリー杯では笹田調教師の、

「2戦目で重賞挑戦。3連勝の馬もいたが、あらためて能力の高さを感じさせてくれた。抜け出して“流している”状態でもそこから伸びている。よほど心肺機能が高いんでしょう」(スポニチアネックス

コメント通りシュウジを圧倒。武豊のJRA平地G1完全制覇がかかってることから2歳G1では異例の共同記者会見が開かれたほどで、笹田調教師は、

「“この母にしてこの子あり”という感じだね。気性的な幼さがかなり残っている段階で、あれだけの走りを見せてくれた。G1へ向けての調整も順調。来年が楽しみになるような競馬を見せてほしい」(デイリースポーツ

「“この母にしてこの子あり”」とも語っているが、今年の朝日杯FSは武豊の平地G1完全制覇のみでなく、「この母。」に関することも盛り上げる一因になっていると思う。

武豊と朝日杯とJRA平地G1完全制覇

武豊は朝日杯は勝っていないけれど、朝日杯FS(旧朝日杯3歳S)は1994年スキーキャプテン、95年エイシンガイモン、98年エイシンキャメロンで惜しい2着。スキーキャプテンは相手がフジキセキだったし、バブルガムフェローだったり運がなかったと言えなくもない。そして香港遠征でオースミダイドウに騎乗できなかったのは痛かったと思う。

武豊とエアスピネルの母エアメサイア

武豊はエアメサイアには全レースに騎乗したが、

「最初からいい馬だったけど、ひ弱だった。全レース(12戦)に乗ったんだよね。すごく好きな馬で、お気に入りだった。春もよく走ってくれていたけど、秋にグンと良くなったっていうのはあるね」(スポーツ報知

「すごく好きな馬」とコメントしているのを聞くと、そのエアメサイアの仔のエアスピネルで朝日杯に臨めるのは喜ばしいことだと思う。

そして「秋にグンと良くなった」と言っているように、ローズSと秋華賞での武豊騎乗のエアメサイアと福永祐一騎手騎乗のラインクラフトとの一騎打ちは本当に名勝負だと思う。

エアメサイアとシーザリオ

エアメサイアの仔のエアスピネル、シーザリオの仔のリオンディーズ。凌ぎを削ったライバルの仔が朝日杯に有力馬として参戦するといことで今年の朝日杯は物凄く楽しみだと思う。
残念なのはラインクラフトの仔がこの争いに加われないこと、そしてシーザリオ・ラインクラフトの主戦だった福永祐一騎手がこの舞台でリオンディーズに騎乗できないこと。福永騎手も早く復帰してまた元気な姿を見せて欲しいと思う。

朝日杯に向けてエアスピネルの状態はどうか

「1週前の坂路での動きが上々だったし、状態面の不安は何もない。まだ幼さ、緩さを残していてこれだけ走るのだから能力はかなり高いと思う。(武)ユタカも香港(カップ=エイシンヒカリ)で勝って勢いに乗っているし、当日は彼がレースを盛り上げてくれるだろう」(東スポweb

元々エアスピネルは調教は動く馬だが、追いきりも悪くなく、笹田調教師のコメントのように、エイシンヒカリで香港Cを制した勢いそのままに、エアメサイアの仔エアスピネルでシーザリオ(リオンディーズ)にオークスの借りを返して平地G1完全制覇に期待したいと思う。

けれど怖いのはシュウジとイモータルだと思う。シュウジは勝負付けが済んだ流れになっているし1600は長いかもしれないけれど、シュウジの能力はあの程度ではないと思う。

そして、特に武豊の平地G1完全制覇を空気読まずに平然と阻止しそうなのは、ソングオブウインドでメイショウサムソンの三冠を平然と阻止した、イモータルに騎乗する幸四郎騎手になりそうな気がしてならない(笑)。

けれど今年「キングノヨアケ」に騎乗して6年ぶりに年間100勝を達成した武豊。

2015年11月29日京都8Rでキングノヨアケに騎乗して勝利した武豊は落馬復帰以降初、2009年以来6年ぶりの年間100勝を達成。武豊は...

続いて香港Cではエイシンヒカリに騎乗して香港Cをレコードで制覇。

エイシンヒカリで香港Cを逃げ切り、2007年のアドマイヤムーン(ドバイデューティ―フリー)以来8年ぶりに海外G1レースを制し...

そしてエアスピネルで朝日杯を制覇して平地G1完全制覇してこそまさに「競馬界のキング」の「夜明け」だと思うので、エアスピネルと武豊のいい走りを期待したいと思う。

icon.hisyou

武豊騎乗予定

武豊騎乗予定
24日 園田 アキトクレッセント 兵庫GT
12月 26日(土) 阪神 メイケイレジェンド 2歳500万下
アクティブミノル 阪神C
ヨカグラ 2歳未勝利 芝2000
レントラー 江坂特別
27日(日) 中山 有馬記念
クロフネフリート 3歳500万下
29日(日) 大井 コパノリッキー 東京大賞典 ダ2000
1月 5日(火) 京都 トウシンモンステラ 万葉S
9日(土) 京都 ゼンノサーベイヤー 3歳500万下
11日(月) 京都 ロイカバード 福寿草特別
17日(日) 京都 アンシエルワープ 紅梅S
2月 14日(月) 東京 スマートオーディン 共同通信杯

 

ラルクは次走シンザン記念になる見込みだけど、シンザン記念で好走した牝馬はダイワスカーレットにジェンティルドンナ、シーキングザパールといるのでラルクもここで好走するようだと夢が広がると思う。