四位洋文騎手復活で存在感が急上、久しぶりの「シイタケ馬券」-伝説の名言

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安藤勝巳騎手の引退はだいぶ前になるが、今年も藤田伸二騎手が突然の引退。蛯名騎手は重賞未勝利とベテラン騎手の全盛期を見ているだけに現状少し寂しい気がしないでもない。

史上最多記録を塗り替え続ける武豊騎手に至っても2010年の落馬事故以降の数年、過去の栄光を考えるとあまりに寂しい成績だった。ヴァ―ミリアンスマートファルコンといった名馬に巡り合い地方競馬では輝いていたとはいえ、中央のG1では空気と言ってもいいような存在になってしまっていた時期もある。

落馬復帰以後は2歳馬の依頼も少なく、橋口弘次郎厩舎のリフトザウイングスコティリオン、そして後に武豊騎乗でマイルCSを勝つことになるトーセンラーの騎乗依頼で歓喜していたことを思い出す。

落馬復帰後の武豊はまるで別人のような成績になってしまっていた。変わってきたのはキズナでのダービー制覇が直接のきっかけではないが、あの時期にダービーを勝てたことは大きく、それ以後様相が大分変わっていった思う。

2015年の今年は、落馬事故以後初の年間100勝が視野に入っているだけでなく、この秋のお手馬のラインナップ(戦前離脱前)も、古馬王道ではキズナ(引退)、スプリントではベルカント(人気になったが大敗)、牝馬路線ではラキシス、ダートではコパノリッキー、そして2歳馬はポルトフォイユ(屈腱炎により長期離脱)とその路線の主役級のお手馬が予定されていた。キズナとポルトフォイユは屈腱炎で戦前離脱してしまったが、エイシンヒカリで毎日王冠を圧勝し、一躍秋の天皇賞の主役候補に躍り出た。

武豊騎手が以前の輝きを取り戻しつつあるが、もう1人ダービーを連覇した名手の存在感がここに来て上昇している気がする。

存在感が増してきたダービージョッキー

エイシンヒカリの毎日王冠。毎日王冠にはG1実績がある馬が数多く出走していたが、2着に食い込んだのはディサイファ。ディサイファに騎乗していたのは四位洋文騎手。四位洋文騎手は、騎乗数を絞っていることもあり毎年50勝程度の勝ち鞍。

勝ち鞍はそれほど多くないが、勝率は1割を超え毎年安定している。けれど、大レースでの騎乗馬に恵まれずイマイチ存在感が薄れていたと思う。ところが、最近の四位洋文騎手は、

四位洋文騎手の近走での存在感

レース名 馬名 着順
キーンランドC ウキヨノカゼ 8人1着
札幌記念 ディサイファ 5人1着
神戸新聞杯 トーセンバジル 7人3着
スプリンターズS ウキヨノカゼ 9人3着
毎日王冠 ディサイファ 4人2着

ウキヨノカゼでキーンランドCを制したかと思えば、ディサイファで札幌記念を制覇。そしてトーセンバジルで神戸新聞杯を好走したかと思えば、ウキヨノカゼでスプリンターズSであわやの競馬。そして毎日王冠ではディサイファで2着と、ここにきて存在感が一気に増してきたと思う。

「復活」、と言わず「存在感が増してきた」というのは、ウォッカディープスカイでダービーを連覇した四位にあまりに失礼だと思うから。四位騎手が一番輝いていた時期というと様々な見解があると思うが、

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四位洋文騎手の輝いていた時代

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やはりウォッカ、ディープスカイでダービーを連覇していた頃が一番輝いていたと思う人は多いかもしれない。けれど個人的には2001年の天皇賞秋。四位洋文騎手が騎乗するアグネスデジタルが登録したことにより、外国産馬の出走枠の問題でクロフネが出走できないことになり、結構非難されたらしい。

そしてアグネスデジタルは4番人気とはいえ単勝も20倍。マイルCS勝ちがあるとはいえ、その年の安田記念は大敗、続く日本テレビ盃、南部杯と連勝して天皇賞秋に臨んできたので、もはやダート馬の印象しかなかった人も多かったと思う。

ところがレースになると、先に抜け出したテイエムオペラオーを大外から豪快に差し切り、テイエムオペラオーに引導を渡すことになるとは予想だにしなかった。個人的には四位洋文騎手はこの瞬間一番輝いていたように思える。



だが四位騎手が瞬間的に一番輝いていたのは伝説の名言を放った瞬間かもしれない。

四位騎手がもっとも輝いた瞬間-伝説の名言

四位洋文騎手を語る上でもはや欠かせないのはディープスカイでダービーを連覇した勝利ジョッキーインタビュー中の、

「しーい、しーい、しーい」

の観客の声援?に対し、

うるせーよ、おい!!

と、言い放った瞬間かも知れない(笑)。



四井洋文騎手の輝きを知っているだけに最近の四位騎手の存在感が増してきたことは嬉しく、毎日王冠で「シイタケ」馬券を演出したディサイファの存在も気になってくる。ディサイファと言えば今年の札幌記念の勝ち馬なわけだが、札幌記念勝ち馬というと、その年の天皇賞秋で好走する馬が非常に多い。

その年の札幌記念勝ち馬の天皇賞秋

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試行年 馬名 着順
1997年 エアグルーヴ 2人1着
2005年 ヘヴンリーロマンス 14人1着
2006年 アドマイヤムーン 2人3着
2010年 アーネストリー 2人3着
2011年 トーセンジョーダン 11人1着
2015年 ディサイファ

エアグルーヴ、ヘヴンリーロマンスの仔や孫に現在武豊が騎乗していると思うと、面白いが、札幌記念がG2になった1997年以降の札幌記念勝ち馬を見てみると、天皇賞秋で好走する馬が多く、毎日王冠でも2着したディサイファは天皇賞秋で侮れない存在だと思う。

エイシンヒカリはディサイファと2戦して2回とも先着しているが、ここ一番に強い四位騎手とディサイファは強敵になると思う。四位騎手が天皇賞秋をディサイファで制することになれば、おそらく「しーい、しーい、しーい」と言う人が出てくると思うので、それも楽しみだと思う(笑)。

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